こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「youtube連動企画~お家で練習キャンペーン~25回目~耳を鍛えよう(補足編②)~」です。
前回はコードの耳コピの仕方としてコードのカラーを理解することを書きました。
では実際にコードを取るときに僕がひとつひとつコードをとっているかというとそうではなりません。曲がドンドン流れていくのにひとつひとつコードをとっていくのではスピードが追いつきません。
耳コピも慣れるとコード進行でとるようになります。
人の記憶力は結びつけて覚えると強固になります。ひとつだと曖昧な記憶でも他のものとセットにすれば覚えやすいのです。
例えば自分がよく使う路線の駅名を全部あげなさいと言われた時、みなさんはバラバラに駅名を思い出したりはしないはずです。おそらくどこかの駅を起点として順番に駅名を辿っていくはずです。これはみなさんが記憶というものの特徴がなんとなくわかっているからそうするのです。
コードもそれと同じでバラバラで覚えるより、まとまりで覚えたほうが圧倒的に正確で速く思い出すことが出来ます。
(ここから先は少し説明が難しくて理解しづらいかも知れませんが)
作曲やアレンジに慣れると「2-5-1」という用語を勉強するようになります。
これはコード進行を相対的に表したもので、例えばキーがCの「2-5-1」であればキーがCということはキーC のダイアトニックコード(キーCの音階で構成されるコード群)は
C、Dm、Em、F、G、Am、Bm-5
「1」はキーであるC。「2」はDm、「5」はGということになります。
よってキーCにおける「2-5-1」は「DmーGーC」ということになります。
この「2-5-1」がどれだけ重要かというと「2-5-1」のコード進行は私達が普段聞いている曲の中に頻繁に登場するのでこの「2-5-1」の聞き取りやアレンジが出来ると音楽を勉強、演奏することにおいて効率がぐんと上がることを意味します。
他にも「4-5-1」や「4ー3ー2ー1」や難しくなると「1-2ー3♭dimー3」や「2-4mー1」なども覚えていきます。そうするとほとんどのコードがこのコード進行の中に存在するため、まとまりで取れるようになりますし、このコード進行同士を組み合わせでセットで覚えるとAメロやサビの部分がまとめて取れたりします。
すみません。話が難しくなっちゃいました。
もちろん初めからそういったコードのとり方をするのは無理ですがそのように耳コピが速く正確になる過程を知っておくと良いと思います。
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